美ら島暦


外国生活を経て、沖縄に帰郷。美しい島での何気ない日々の暮らしを記します。
by cyura-koyomi
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息子 14歳のお誕生日


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今日、息子の14歳のお誕生日でした。

小学生の時はホームパーティーを開いていましたが、中学に進学すると〝好きなことをする日〟になりました。

今年のお誕生日プレゼントは『スペック』のブルーレイセット。
クリスマスプレゼントも欲しい物がないと買わなかったので、ちょっとお高めですがドラマ&映画も入ったスペシャルセットをプレゼントしました。今日は朝からのんびり見て、ランチは〝パスタが食べたい〟と近くのイタリアンレストランへ行き、ディナーは〝オムライスが食べたい〟といったので、久しぶりにオムライスを作ると大喜びでした。
バースデーケーキはいつも買っている美味しいケーキ屋さんのチョコレートケーキ。

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娘がろうそくをつけて、歌を歌ったあとは、

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娘が切り分けて。細々と世話を焼いてくれます。

本当に小さなお母さんです。

実は3月末に実家に引っ越してきました。

3月は引っ越し準備や娘の卒業等、とにかく忙しかったのですが、実家に引っ越してきてからの方がもっと大変でした。
1ヶ月をかけてやっとキッチンが落ち着き始めましたが、リビング、和室、子供部屋などまだまだ足の踏み入ればがありません。
4月 進級、進学で子供達の生活が変わるのが心配でした。
ずっとマンション生活で、古い一軒家はどうかなと....

ところが、子供達はこの家をとても気に入っています。
それぞれの部屋が今までよりもずっと広いのと2階建てなので部屋籠りができること。
あまり部屋に引きこもると困るので、スマホやパソコンはリビングで使うとルールを決めました。

父が亡くなって早3年。
3年間誰も住んでいなかったので家の痛みも激しく、毎日メンテナンスの日々です。

私は実家が大好きだったので、またここで暮らせることをとても嬉しく感じます。
小学校へと通った懐かしい通学路。母校の高校も近いので、吹奏楽部の音が時々聞こえてきます。
子供達に私や兄2人と過ごしてきた子供時代のことを話したり、アルバムを見たり、とても静かで穏やかな時間を過ごしています。
中学に上がって、息子は反抗期突入。昨年度は本当にいろんなことがありましたが、担任の先生他、学校の先生方のおかげで無事1年が修了。2年に進級して、生活も一変したのがきっかけなのか、今はだいぶ落ち着いて学校での様子をたくさん話してくれます。

娘も内部進学で中学へ入学しました。毎日がとても楽しいそうです。
帰宅時の車の中では子供達の学校の話を聞くのが私の楽しみのひとつとなっています。

毎日ワクワクしながら登校してくれる。親にとってこれほど幸せなことはありません。

息子はオーストラリアのメルボルンで生まれました。
妊娠4ヶ月に入った頃、母が心臓の病気で倒れました。たまたま夫の仕事で沖縄に帰省していた時です。
夫は母の手術が無事終わったので先にオーストラリアへ帰国し、私は1ヶ月沖縄に残りました。
父の食事を作ったり、母のお見舞いの日々を過ごしていて、5ヶ月の安定期に入ったのでオーストラリアへ帰り出産しました。
お腹の子が男の子か女の子かわかりませんでした。

5月2日。信じられないほど大きな男の子が生まれました。
4,570グラム。
取り上げた医師が〝SUMO レスラーだよ〟と笑っていました。

生まれたての息子は顔がむくんで、とても〝かわいい〟と言える状態ではなかったです。

〝こんな風に(おっきく)生んでしまって ごめんね。〟と泣けてきました。
他の赤ちゃんと並んで寝てても、息子は巨大でした。

〝この子はどんなことしても私が守って、幸せにしなくては〟
とよくわからない使命感に燃えていました。

それから2週間。1か月と日が経つに連れ、とても可愛らしい丸々としたお目目が出てきて、
どこから見ても、かわいいと思える息子へと変貌しました。

親バカですが、息子は本当に(顔が)可愛かった。
よく女の子に間違われたものです。

月日が流れ、14歳。
声変わりもし、私の身長を超え、小生意気に成長した息子。
今は映画に夢中。映画監督になるのを夢見る中学2年生です。

でも....本当に.....時々、
あの可愛いチャーミングな顔を覗かせることがあります。

そんな時は、まだまだ子供だ。と安心したりして。

でも、間違いなく大人へと成長していると少し寂しいと感じたりもして。

母の心を揺らします。

14歳のお誕生日おめでとう。
この1年が充実した幸せな日々でありますように。



by cyura-koyomi | 2018-05-02 22:17